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今年もジョウカイボン
去年ウォーキング中に見つけた最後のカメムシはマルカメムシだったが今年の最初のカメムシはエサキモンキツノカメムシとなった。春の連休直前の27日のことで昨夜からの弱い雨に濡れた草むらですっかり伸びたスギナにしがみついてじっとしていた。スギナにつく虫ではないから冬越しから覚めたばかりなんだろう。前肢になにか黒いものが付いていてよく見るとアリだ。たかられているのか。寝起きでまだ動きが鈍くアリに死んでいると思われてしまったのかもしれない。
2026年4月27日 大乗寺丘陵公園
今年は5月2日の八十八夜が過ぎてそろそろいろんな花が咲きはじめると昆虫も活発に動き出す。蜜を吸っているのか花粉を食べているのかあっちでもこっちでもバッタの幼虫がタンポポやマーガレットに取り付いている。アゲハがどこへ行こうかと迷ってでもいるようにせわしなく蛇行して飛びベニシジミはハルジオンやヒメジオンに止まって落ち着いた様子で蜜を吸っている。
2026年5月12日 野田山
2026年5月7日 大乗寺丘陵公園
5月も十日が過ぎて丘陵公園頂上近くのジョウカイボンのマユミに白い花がひとつふたつと咲きはじめた。ジョウカイボンが現れるにはまだ花が少ないか、と思いつつも周囲を回って探してみることにした。いないな、やっぱりまだか。っと小さな影が動いて葉の裏に回った。ジョウカイボンではなさそうだルリチュウレンジのようなハチかと思ったら十文字の花に登ってきた背中を見ればトゲヒゲトラカミキリだ。マユミの花にはモノクロームの縞模様がよく似合う。
2026年5月12日 大乗寺丘陵公園
そのすぐ上の葉に、いるよいるいる、一匹いた、ジョウカイボンだ。ちょっと感動した。目で追うがすぐに見えなくなった。もっといないかと反対側を探すとそこでも一匹見つけた。
2026年5月12日 大乗寺丘陵公園
今年もこのマユミでせっせとジョウカイボンを探すぞ。花が付いているのはわずか半月の間だけなんだから。 2026年5月12日 虎本伸一(メキラ・シンエモン)
写真:虎本伸一
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